
整体後に感じられた 体の動きやすさ は、全身の筋肉のこわばりが改善され、関節がしなやかに動けるようになったということです
また 姿勢が綺麗 になったのは、身体重心の安定性が回復し、筋肉や関節の動きのバランスが良くなったからで、症状には、体の動き(使いクセ)や不良姿勢が原因していますが、整体によってリセットされた状態なのです
ただ、症状の変化と体の状態の変化にはズレがあるので注意が必要です
症状が楽になっても、体の状態はすぐには変化していないので、症状が楽になり体に生じた余裕は、状態が回復するように使わなければいけません
整体後は、体の状態が快方に向かうように、優しいカラダの管理を心がけてください
なお体の使いクセが強い場合に、多少戻ろうとすることがありますが、整体によるリセットを重ねていけば、良い状態が体に定着していきますのでご安心ください
〈体が改善していくときの変化〉
・体が少し重く、だるい感じがする場合があります。
・眠気が出ることもあります。
・動きやすくなり、今まで使っていなかったところを使うようになるので、疲れや違った部分にいつもと違う感覚を感じる場合があります。
※ズキズキするような場合は、念のためご連絡ください
基本的な8つの自宅ケア
特に症状の強い間は注意してください
①.急に無理はしないでください
施術で症状が楽になっても、体の状態としてはまだ回復していないので、「症状が楽になった分」は「体が回復する余裕」として使うようにしましょう
②.胸郭を広げる運動をしてください
3回ほどの吸気で胸郭を広げていきます
もうこれ以上広がらないところで2秒ほど止めて、一気に呼気と合わせて脱力してください
2~3回を1セットとして、一日の中で何度か行ってください
③.偏った姿勢は長時間続けないように気を付けましょう

④入浴について

体温が下がるときに眠気が起きやすくなるので、 湯船に浸かって、血流を改善して体の芯から温まるようにしてください
半身欲(みぞおちまで浸かる)はお勧めです
ただし、寝る直前の入浴は、体が火照って深部の体温が下がりにくくなり、かえって眠りにくくなってしまいますので、睡眠の30分前には入浴をすませておくのがお勧めです
⑤.質の良い睡眠をとるために
『光』
特にブルーライトは、眠気を誘うメラトニンというホルモンの分泌を抑え、体内時計を混乱させやすいので、寝る前のスマホは控えるほうがいいようです
寝る少し前からは強い光や、PC・スマホなどのブルーライトを避けましょう
『リズム』
毎日の寝入る時間や起きる時間は同じ方がいいようです
そうすることで、体内時計が規則正しくなり質の良い睡眠をとりやすくなります
『音楽』
副交感神経を優位に働かせることで、脳内に眠気を誘うセロトニンという物質が産生されやすくなりますので、眠気を自然に誘い、寝つきを良くするために、心身がリラックスできるような音楽を聴くこともお勧めです
逆に歌詞がある音楽やアップテンポの音楽は脳を刺激して入眠の妨げになることもあるので避けた方がよいでしょう
⑥.運動を始めるタイミング

整体を受けた日は、激しい運動は避けて、効果を浸透させるためゆっくりとお過ごしください
運動を始めるタイミングは、症状が軽減してきましたら、軽いストレッチやウォーキングから始めてください
⑦.食事、アルコールの摂り方

症状の強い間は、食事は八分目にして、炎症症状が強い間はアルコールは控えましょう
⑧.シップやテープを貼られたとき

かゆくなり始めたら直ちに外してください
糊成分が残ることでかぶれやすくなるので、ノリ成分もしっかり洗い流してください
外すタイミングは指示しますので、かぶれないためにも長く貼らないようにしてください
まわりの方で長引く症状で困っている方は、『使いクセ』が見逃されているかもしれませんので、ぜひ当院の検査を紹介してあげてください
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