ご自身でできる治癒力の高め方
ご紹介するアドバイスは、ご自身でできる治癒力アップの方法です。頑張って実践してください。
昔から「病は気から」という言葉がありますが、気持ちのコントロールは、治癒力アップにとても大切です。
強いストレスを受けていたり、抱え込んでいたりすると治癒力や免疫力が低下することは科学的にも証明されています。
最近常識になりましたが、末期がんの患者さんが「前向きな明るい気持ち」や「笑う」ことによって免疫力が高まることも広く知られています。逆にストレスによって胃潰瘍になってしまうように、ストレスの体への影響はとても大きいのです。
上手く心の平安を高めるほど治癒力は高まるので、いくつか有効な方法をご紹介させていただきます。
アドバイス①
「呼吸法」
腹式呼吸で、体のリズムを整えます。
腹式呼吸 ➡ 吸気よりも呼気を長めにする ➡ 副交感神経優位の状態を作る
※「数息観」という呼吸法も簡単です。
楽にイスに腰かけたり、寝たままでもいいので、丹田(おへその下あたり)を膨らませながら新鮮な酸素を体内に吸い込みます。
次に、 取り込んだ酸素(空気)を 全身に流していくイメージを持って、ゆっくりと吐き出していくと、 不調和な波長がしだいに取り除かれていきます。
しだいに体をリラックスさせて、ゆるやかな気分をつくっていくのです。
アドバイス②
「コトバの調律 (正語) 」
症状の強い時期は、カラダが辛く、粗い言葉やマイナスな言葉を使いがちです。そういう時こそ少しでも積極的で明るい言葉を使うように心かけましょう。
精神上、「ありがとう」という感謝の言葉は、治癒力や免疫力を高めるといわれていますので、周りでお世話になっている方への感謝の思いと言葉を積極的に出すようにしてください。
どうしても粗い言葉が出そうなときは、深呼吸を何度かすると心が落ち着き、止めることができます。
アドバイス➂
「自己暗示」
「必ず良くなっていく」「良くならないわけがない」と自分自身に暗示をかけることも一段と治癒力を高める方法です。
元々カラダには遺伝子が備わっていて、傷ついたカラダを治すように働いてくれています。不摂生や不注意をしない限り、自己修復力が備わっているので、良くなっていくしかないのである。というふうに、自己信頼の気持ちを意識して持つことが大切です。
整体も受けているので、「良くならないわけがない」と、心の中(潜在意識)に言い聞かせてください。
さらに、人の細胞は、すべて「新陳代謝」しています。
常に新しく生まれ変わっています。
1年もすればほとんどの細胞は生まれ変わっています。筋肉の一部では、約45日で再生していると言われています。
傷ついた細胞も、そのままではいられませんので、正しくケアすれば、どんどん良くなっていくと自己信頼してあげてください。
「本来は遺伝子によって、自分の体を治せるのだ」と、呼吸法を行う時に、自分に暗示をかけてあげてください。
自己暗示効果は、意外に効きますよ。
【思いの力を上手く使いましょう】
元気だった頃の良いイメージを思い起こしてみましょう。
元気だったころのイメージは、再生を促します。
※イメージは、遺伝子に影響し、治癒力・免疫力・修復力を高めるといわれています。
※決意は「免疫力を高め」、使命感は、「若返る」とも言われています。
また元気になって頑張ろうと強く願ってください。
★「もう大丈夫」と自分に暗示をかけてください。
★「若くて、元気だった頃の自分に戻ろう」と元気だった頃のイメージをしてください。
★「家族や社会で、また頑張ろう」と決意してください。
★「自分には、自分自身を治す治癒力があるのだ」ということを強く念じてください。
★「本来は遺伝子によって、自分の体を治せるのだ」と自分に暗示をかけてください。
アドバイス④
「積極的な思考」
カラダと心は、昔から「色心不二」と言われるように、相互関係があります。
体の調子が悪くなると、気持ちも沈んでしまいます。どうしても体の調子が悪くなると、心の状態も体に引っ張られて、マイナスな考え方や見方になりがちです。
これも一つの法則なので、使わない手はありません。
気持ちが上向いてくると、元気な力がみなぎってくるように、体の調子が悪いときこそ、気持ちをプラスに向けていくことが治癒力を高めることにつながっていきます。
どうしてもプラスな気持ちや言葉が出ないときには、マイナスな言葉や気持ちを抑えるようにすることがポイントです。
「笑顔と感謝の実践」
➡ 自他共の毒気を消す力を持っていると言われています。
「すでに与えられていることを探しましょう」
➡ 普段、何気なく「当たり前」に思っていたことの中に、「感謝(ありがとう)」を再確認してみるのは、お勧めの方法です。
生かされている自分に気づければ、不幸感覚が薄くなっていき、病気も治りやすくなります。
「家族で ありがとう と褒め合う環境」
➡ 自ら率先して作ってみましょう。愚痴は、深呼吸をして、極力出さないように心がけましょう。
意識して実践すれば、
必ず治るスピードは早まります。
長引く症状で困っている方は、『使いクセ』が見逃されているかもしれませんので、ぜひ当院の検査を紹介してあげてください。
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